コロナ禍が長引き、その影響は家庭に強い影響を与えています。

私の肌感でいえば、コロナの影響で離婚が爆発的に増えたという感覚はありません。

ただ、夫婦間で一緒の時間が増え、良くも悪くも相手の事が気になることが増えたのは間違いないと思います。

ですので「どうしたら、離婚をせずにコロナ禍を乗り切れるのか？」というご質問も多くなりました。

もちろん、状況や経緯や性格・環境も様々ですから、細かく言えばきりがありません。

ですが、あえて今回は、私が最も重要だと思う１つだけをお伝えします。

それは、

「夫婦間のコミュニケーションを諦めない。」ということです。

離婚原因のほとんどは、夫婦間のコミュニケ―ションの不足や不良によるものです。

そして、関係の悪い夫婦間のコミュニケーションは概ね以下のように悪化します。

喧嘩→冷戦→諦め→疑い→嫌悪→恐怖

人は、自分が対話ができなくなり、理解できなくなった者を嫌悪しまた恐怖する性質があります。

極論を言えば、いじめや戦争も、同じような仕組みで起きることが多いといわれています。

喧嘩や冷戦はあってもいいと思います。

もちろん、相手を気づ付けることの内容な対話や

適切な距離感を保つ工夫があるともっと好ましいです。

ですが、

「諦め」は深刻です。

ここから先は、後戻りが非常に難しいゾーンになります。

では、どうすればいいのか？

「あれ？私（俺）、諦め始めてる？」

と感じたら、

直ちに夫婦共通の信頼できる人か夫婦関係の専門家に相談をお勧めします。

この「諦め」の感情は、

自分を守るための感情でもあるので、自分の力だけでは解決は困難です。

離婚は、決して不幸なことではないですが、

もし、自分は離婚したくない！というかたは、

是非、「夫婦関係を諦めて、現状に適応する前に何らかのアクションをしてみてください。」

お近くに、適切な相談相手がいないよ！という方は

是非お気軽にご相談くださいね。

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